LP CVR改善を依頼する前に知っておきたい7つのポイント｜中小企業向け完全ガイド

2025年12月25日 2025年12月25日橋本務

橋本務

Contents

1 なぜ、あなたのLPは反応が取れないのか？
2 LP CVR改善を依頼する前に理解すべき基礎知識
- 2.1 CVR(コンバージョン率)とは何か？
- 2.2 業界別のCVR平均値を知ろう
3 LP CVR改善を依頼する際の7つの重要ポイント
4 LP CVR改善で成果を出すための具体的なステップ
5 中小企業がLP CVR改善を依頼する際によくある失敗事例
6 まとめ：LP CVR改善は「誰に依頼するか」で成果が決まる
7 【お問い合わせはこちら】
- 7.1 投稿者プロフィール

なぜ、あなたのLPは反応が取れないのか？

「広告費をかけてLPを作ったのに、まったく成果が出ない…」

「月に数十万円の広告費を使っているのに、問い合わせがほとんどない…」

こんな悩みを抱えている中小企業の経営者の方は少なくありません。実際、LPの平均CVR(コンバージョン率)は2〜3%と言われていますが、適切に設計されたLPであれば、CVRを5%、10%、場合によっては14倍以上改善できた事例も存在します。

この記事では、LP CVR改善を依頼する際に絶対に知っておくべき7つのポイントを、具体的な改善事例とともに解説します。広告費をムダにせず、確実に成果を出すLP制作パートナーの選び方をマスターしましょう。

LP CVR改善を依頼する前に理解すべき基礎知識

CVR(コンバージョン率)とは何か？

CVRとは、LPに訪問したユーザーのうち、何割がコンバージョン(問い合わせ・購入・資料請求など)に至ったかを示す指標です。

計算式: CVR(%) = コンバージョン数 ÷ LP訪問者数 × 100

例えば、月に1,000人がLPを訪問して20件の問い合わせがあった場合、CVRは2%となります。

業界別のCVR平均値を知ろう

業界によってCVRの平均値は大きく異なります。以下は主要業界のCVR目安です。

B2Bサービス: 3.04%
金融・保険: 5.10%
人材サービス: 5.13%
消費者サービス: 6.64%
Eコマース: 2.81%
不動産: 2.47%

あなたの業界の平均値と比較して、自社LPの現状を把握することが改善の第一歩です。

LP CVR改善を依頼する際の7つの重要ポイント

ポイント①：「デザインだけ」の制作者は避けるべき理由

多くのLP制作者は「見た目の美しさ」にこだわりますが、デザインが良いだけではCVRは改善しません。なぜなら、ユーザーを行動させるのは「デザイン」ではなく「コピー(文章)」だからです。

陥りやすい落とし穴:

デザイナーに依頼したら、見た目は良いがまったく反応が取れないLPができた
「おしゃれなLP」と言われるが、問い合わせがゼロに近い
制作会社が「自社のすごさ」ばかり書いて、顧客のベネフィットが伝わらない

正解の選び方: セールスコピー×デザイン×実装を一気通貫で提供できる制作者を選びましょう。コピーとデザインが連動して初めて、ユーザーを行動させるLPが完成します。

ポイント②：「コピーライティング力」が成果を左右する

LPのCVRを決定づけるのは、実はセールスコピーの質です。

ユーザーは「商品の機能」ではなく「自分にとってどんなメリットがあるか」を知りたいのです。しかし、多くの事業者が自社で原稿を書くと、どうしても「自社のすごさ」中心のコピーになってしまいます。

CVRを14倍改善した事例: あるMEO対策サービスのLPでは、CVRが0.2%から2.8%へと14倍改善しました。最大の要因は、ターゲットの悩みに寄り添ったコピーへの全面刷新でした。

チェックポイント:

制作者がセールスコピーを専門的に学んでいるか
『セールスコピー大全』などの権威ある書籍の理論をベースにしているか
実際のコピー改善実績があるか

ポイント③：広告運用の知見がある制作者を選ぶ

LP単体で考えても意味がありません。 なぜなら、LPは「広告→LP→コンバージョン」という導線の一部だからです。

広告運用の知見がない制作者にLPを依頼すると、以下の問題が発生します:

広告のターゲティングとLPの訴求がズレる
広告文でユーザーが期待した内容とLPの内容が一致しない
結果として、広告費をムダに垂れ流すことになる

実績例:

広告CVR 13% → 25%改善(メンズサロン)
広告コスト1/10を実現(オンライン塾)

これらは、広告とLPを一体で設計したからこそ達成できた数字です。

ポイント④：制作会社 vs フリーランス、どちらを選ぶべきか

制作会社のメリット:

規模感による安心感
複数人のチーム体制

制作会社のデメリット:

コミュニケーションコストが高い(窓口担当→ディレクター→デザイナー→コーダー)
価格が高額(平均55万円〜)
一定以上の広告予算がないと相手にされないことも

優秀なフリーランスのメリット:

コミュニケーションが直接で速い
コスト効率が良い(20万〜33万円程度)
コピー・デザイン・実装を1人(+少数精鋭チーム)で完結できる希少性

選び方の基準: 予算が限られている中小企業には、コピー・デザイン・コーディングを一気通貫で提供できる、実績豊富なフリーランスが最適解となるケースが多いです。

ポイント⑤：実績とレビューを徹底的に確認する

依頼先を選ぶ際、必ずチェックすべきは以下の3点です:

具体的な数字による実績
- 「CVR◯%改善」という具体的な数字があるか
- ビフォーアフターのデータを公開しているか
クライアントの声
- ココナラなどのプラットフォームで★5評価が継続しているか
- 「仕事が早い」「丁寧」「汲み取る力がある」などの評価があるか
権威性・社会的証明
- 業界の専門家から推薦されているか
- ランキング1位などの客観的な評価があるか

例えば、ココナラLP制作ランキング1位(全4,149件中)で、レビュー56件すべて★5という実績は、信頼性の高い指標となります。

ポイント⑥：制作後のサポート体制を確認する

LP制作は「作って終わり」ではありません。公開後の継続的な改善(LPO)こそが、CVRを最大化する鍵です。

確認すべきポイント:

納品後の修正サポート期間はあるか(30日間無料など)
軽微な文言修正や画像差し替えに対応してくれるか
有償でのLPO相談やヒートマップ分析に対応可能か
広告クリエイティブ(バナー)も含めてサポートしてくれるか

理想的なサポート例:

LP公開後30日間の軽微な修正無料
初回広告バナー3点(横長・正方形・縦長)を無償制作
ヒートマップ分析を活用した改善提案

ポイント⑦：価格だけで判断しない

クラウドソーシングで「LP制作5万円」といった格安案件を見かけることがありますが、「安物買いの銭失い」に陥る危険性があります。

格安LP制作のリスク:

スキル・実績不足でノウハウが不十分
セールスコピーの知識がなく、デザインのみの提案
広告運用との連携を考慮しない設計
結果として、広告費をムダにし続けることに

適正価格の目安:

ベーシックプラン: 20万円前後(原稿支給、修正2回まで)
プレミアムプラン: 33万円前後(ヒアリング〜コピー作成〜デザイン〜コーディング、修正無制限、広告バナー付き)

広告費を月20万円使っているなら、LPに33万円投資してCVRを2倍にすれば、すぐに回収できます。目先の制作費ではなく、広告費全体の費用対効果で判断しましょう。

LP CVR改善で成果を出すための具体的なステップ

ステップ1：現状のCVRを正確に把握する

まずはGoogleアナリティクスでコンバージョン設定を行い、現状のCVRを数値化しましょう。

チェック項目:

月間のLP訪問者数
コンバージョン数
CVR(%)
流入元別のCVR(Google広告、Meta広告、自然検索など)

ステップ2：CVRが低い原因を特定する

CVRが低い主な原因は以下の6つです:

ファーストビューの訴求が弱い(直帰率70%超の原因)
広告とLPの内容がズレている
ユーザーにストレスを与えている(読み込み速度が遅い、CTAが分かりにくいなど)
セールスコピーが「自社目線」になっている
エントリーフォームが複雑すぎる
コンバージョン設定のハードルが高すぎる

ヒートマップツールで、ユーザーがどこで離脱しているかを可視化すると原因特定がスムーズです。

ステップ3：専門家にヒアリングシートで依頼する

忙しい経営者にとって、長時間の打ち合わせは負担です。ヒアリングシート方式で依頼できる制作者を選べば、効率的にLP制作を進められます。

理想的なヒアリングシート項目:

ターゲット顧客の属性
商品・サービスの強み
競合との差別化ポイント
これまでの広告運用データ
現状のLPの課題感

優秀な制作者であれば、ヒアリングシートから「何を訴求すべきか」を汲み取り、最短2週間でLP制作が完了します。

ステップ4：A/Bテストで継続的に改善する

LP公開後は、A/Bテストを繰り返して勝ちパターンを見つけましょう。

テストすべき要素:

ファーストビューのキャッチコピー
CTAボタンの文言・色・位置
お客様の声の配置
価格の見せ方
申込フォームの項目数

重要: 一度に複数箇所を変更すると、何が効果的だったか分からなくなります。必ず1つずつテストしましょう。

中小企業がLP CVR改善を依頼する際によくある失敗事例

失敗事例①：広告代理店に丸投げしたケース

広告代理店は「広告運用で収益を上げるモデル」であり、LP制作の専門性が高くないケースも多いです。結果として、広告費だけが増え続け、CVRは改善しないという悪循環に陥ります。

対策: LP制作と広告運用を別々の専門家に依頼するか、両方に精通したパートナーを選ぶ。

失敗事例②：「デザインが素敵」という理由だけで選んだケース

見た目が美しいLPができても、「顧客のベネフィット」が伝わっていなければ、CVRは上がりません。

対策: デザイン実績だけでなく、セールスコピーの実績も確認する。

失敗事例③：制作後に放置してしまったケース

LP制作は「公開がスタート」です。公開後にデータを見ながら改善を繰り返すことで、CVRは劇的に向上します。

対策: LPO(LP最適化)をサポートしてくれる制作者を選ぶ。

まとめ：LP CVR改善は「誰に依頼するか」で成果が決まる

LP CVR改善を成功させるには、以下の7つのポイントを押さえた依頼先を選びましょう。

「デザインだけ」ではなく、コピー×デザイン×実装の一気通貫で提供できる
セールスコピーの専門知識がある(『セールスコピー大全』著者直伝など)
広告運用の知見を持っている
中小企業の予算に合わせた柔軟な提案ができる
CVR◯倍改善など、具体的な数字による実績がある
制作後のサポート体制が充実している
コミュニケーションコストが低く、レスポンスが早い

広告費を月に10万円、20万円と使っているなら、LPのCVRを改善するだけで広告費の費用対効果は劇的に向上します。

「制作費を節約して、広告費をムダにする」のではなく、「適切な投資をして、広告費を最大活用する」という発想の転換が、中小企業の成長を加速させます。

【お問い合わせはこちら】

もし、あなたが

広告費をかけているのにLPから反応が取れない
社内にLP制作のノウハウや人材がない
短期間で成果の出るLPを作りたい
コピー・デザイン・実装を一貫して任せたい

とお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。

橋本務セールスデザインオフィスでは、『セールスコピー大全』著者・大橋一慶氏から直接学んだセールスコピーと、セールスデザイナー協会代表理事から「トップクラス」として推薦されたデザイン力で、CVR最大14倍改善の実績があります。

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